はたらく机

はたらく机 vol.13 「営業力にプラスして人間力を伸ばす事を常に考えています」広告事業部のマネージャー

今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日は広告事業部 第二アカウントチームでマネージャーをしている方です。

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――入社日を教えてください
2009年の2月です


――NHN Japanに入社したきっかけを教えていただけますか?
経営統合の前だったので、当時のライブドアに入社しました。新卒で不動産のベンチャー企業でビルの売買などをやっていて、そのあと友人と一緒にアイスクリーム屋をやりました。フランチャイズ展開もしている会社でしたが当時のブームが去って会社が潰れてしまって、そのあとIT系企業で営業をしていた頃に当時のライブドア社長である出澤さんを紹介してもらったのがきっかけでした。


――現在はどのような仕事内容ですか?
広告代理店への営業がメインで、現在はNAVERまとめ、LINE関連、ライブドアなどのキャンペーンを提案するという内容になります。第一アカウントと第二アカウントに分かれていて、私は第二アカウントの
マネージャーをやっております。 やっている内容に大きな違いはないですが代理店それぞれでカルチャーが違うので、チームが分かれているという形です。


――第二アカウントチームはどんなチームですか?
現在は私を含めて6名のチームです。それぞれ担当する案件が分かれていて、主要代理店に営業活動をしています。色んなキャラクターがいるのでバランスのとれたチームだなと思っています。ねっちょり広告を取ってくるのもいれば、広告が大好きな人もいるし、新卒で採用した子が急成長していたり。なかなか面白いメンツが揃っています。


――マネージャーはどのようなキャラですか?
自分はそうですね…。こう見えて30歳なので、この老け顔が私の武器です(笑)やっている仕事でいうと営業活動ももちろんですが、例えばトラブル対応であるとか、メンバーのフォローをしながらグループや事業部全体の予算達成を目指し日々業務を行っております。ライブドアに入るまでも色々な経験をしてきましたので、度胸は座っていると思います。


――入社されてそろそろ4年目ですが、今のNHN Japanはどうですか?変わったところなどはありますか?
非常に働きやすいです。経営統合に関しても、我々がいる広告事業部は、livedoor/NAVER/LINEなどNHN全ての広告を取り扱う事ができましたので特に統合を気にする事なく、自然な形で各プロダクトの方々とうまくコミュニケーションをとらせて頂いてます。


――マネジメントで気をつけてることはありますか?
メンバーが働きやすい環境を作るのがマネージャーの仕事だと思っていますので、常にそれを考えています。営業はメンタルも大切なので、疲れてそうであればフォローの声をかけたり、なにか受注したり成功したりすると「おめでとう」や「ありがとう」「素晴らしい」といった感謝の気持ちを伝える様にしています。営業という職種は「営業トーク」が出来れば良いと思われがちですが、人間同士の関係性、信頼などで売上をあげている所が非常に多いので、営業力にプラスして人間力を伸ばす事を常に考えています。


――どんな人と仕事をしたいですか?
そうですね、パッと思いつくのはチャレンジングな人と働きたいと思います。
ライブドアの時は350人位の規模でしたが、経営統合をし1000人を超える規模になりました。対外的にみれば大手企業になると思いますが、私が感じるNHNはベンチャースピリッツを強くもった会社だと思っておりますので、チャレンジしようと思えばチャレンジできるフィールドが間違いなくあります。チャレンジには色々な種類がありますが、「今あるフィールドで新しいことを出来る人」と一緒に働きたいです。
また、NHN Japanという会社に「愛」を持てる人と一緒に働きたいと思ってます。

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――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
好きなところは「現状維持を良しとしない」「成長することを良しとする雰囲気」ですね。成長し続けないといけないというプレッシャーもありますが、その分チャレンジをするフィールドを与えてくれる雰囲気がNHN Japanという会社だと思います。
また、何と言っても人が良いのが自慢です!自分にとっては4社目ですが、本当にみんな人がいい。そういう人が集まっているので「何かやろうと」いうときに力を貸してくれる方が多いです。LINEが成功している要因もそういったところにあるんじゃないかと思っています。


――最近なにか嬉しいことありましたか?
30歳になった事ですかね。何となく「30歳 = 一番脂が載ってバリバリ働く」と思っていたので、その年代になれた事を嬉しく思ってます。まあ、なったらなったで「20代」という特権を失った気もしていますが、ようやく「老け顔」も年齢に追いついてきてくれたのでこれからどんな30代を過ごすのかが楽しみです。


――工夫している、こだわっている仕事道具とかありますか?
あつかうサービスも増えてきているので、より効率化する事を心がけています。
自分だけで改善や効率化をしていくのは限界がありますので、チームメンバーと相談しながら効率化を進めています。ベースは日々の営業活動をしっかりやるということですが、短期・中期・長期の目標も持ちつつ自分の営業活動がぶれない様に心がけています。私のグループで日々のコミュニケーションと、週報を使って情報共有することで各メンバー同士がアドバイスしやすい環境を作っています。


――リフレッシュ方法や休日の過ごし方を教えてください
車が好きなので妻とよくドライブに行きます。年末は栃木のアウトレットにドライブがてら行ってきました。昔は大阪とか名古屋とかに車で行ったりもする位、運転が大好きです。
自分はアメ車が大好きで、ずーっと乗りたかった車をようやく2年前ゲットして土日を満喫しています。愛車のヘッドライトにはすごくこだわって、めっちゃお金かけました。どの車よりも、明るいです(笑)


――今後やっていきたい事を教えてください
2013年はチャレンジの1年になると思っていまして、まだ今年も始まったばかりで2月にもなっていないですが、この時点で扱える広告商品がドンドン増えていっています。そのスピードに合わせて色々な事にチャレンジをし、結果を残したいと思ってます。人も増えると思いますし、各メンバー同士で切磋琢磨し、広告事業部として目に見える結果を出したいです。


――ありがとうございました

次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。

はたらく机 vol.11 「自分を超えていきそうな人材と一緒に働きたい」UXデザイン室のマネージャー

今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はウェブサービス本部UXデザイン室UIデザイン2チームでマネージャーをしている方です。

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――入社日を教えてください
2010年の1月です

――NHN Japanに入社したきっかけを教えていただけますか?
もともと受託制作をしている会社でアートディレクションをやっておりまして、Webサービスの隆盛があったり、サービス提供側に興味があったりというのがあり、当時のNAVERジャパンを受けてみたというのがきっかけです。検索というのはユーザーがインターネットにふれる最初のところ、「窓」だと思っていてそれを主軸にしてサービスを提供しているのがNAVERでした。他にも検索を主軸したサービスはありましたが、システムが決まりきってしまっている大企業よりもベンチャーマインドがあるNAVERの方が、自らが経験値を積めて知見を得られるのが可能だろうと思い入社しました。


――現在はどのような仕事内容ですか?
NAVERまとめのクリエイティブ全般と、全デバイスのデザインを監督しています。あとはLINEの連携サービス関連のデザインを担当しています。


――UIデザイン2チームはどういったチームですか?
5人いて、全員がデザイナーです。基本的にはデザイナーがUIデザインはもちろん、IA(Information Architecture)からコピーライティング、写真撮影とそのディレクションまで、クリエイティブ全般に関わるところは全部やるのが特徴的です。ビジュアルデザインだけにとどまらず、キャッチコピーなども手がけています。


――物凄いこだわり方ですね、どういった進め方でやっているのですか?
LINEやNAVERの開発スタイルはウォーターフォール型のようなディレクターはおらず、プランナーが作成したコンセプトを軸に企画の段階からデザイナーも入りプロトタイプを作りながら改善していくというアジャイルっぽいアプローチでやっています。
また、開発スケジュールでUI設計というタームはあんまりありません。デザイン開発の進行の仕方ですが、基本スペックを受けて、即プロトタイプデザイン化し、それをベ—スに議論を積み重ねます。時にはホワイトボードをつかってデザインを共有し、それを写真で撮り、デザインをブラッシュアップしていく。プロジェクトのキックオフのタイミングでは、デザインの大まかな画面が出来上がってるということがほとんどです。「こういう画面設計、こういうコンセプトで作っていきましょう」というのをコーディング担当などと打ち合わせをする場所がキックオフということが多いです。


――企画段階からとにかく手を動かし続けるといったかんじでしょうか。企画書やワイヤーフレーム、仕様書などはどうしているのでしょう?
仕様書やワイヤーフレームはほとんど作らないです。そしてそのスタイルがNAVERのプロダクトのスピード感にあってるなとも思います。スピードが重要視されるので、やり方自体を変えないといけないなと思っておりまして、試行錯誤しながらやっています。新しい方法は常に模索していますね。
プロジェクトに対してデザイナーのやれる幅がとても広く権限もありますが、考えないといけない部分も多いです。プロジェクトの責任者にレビューする時は、フォトショで作った30枚くらいの画面設計を見せます。OKならブレが少ないし、ダメならその作業は無駄になります。とにかく意思決定のスピードが早いです。


――UIデザイン2チームはどういった雰囲気のチームですか?
案件の進捗を共有したり最新のトレンドについて話したり、くだらないことから真面目なことまで毎朝カフェで30分ほど話すようにしていますが、楽しくも厳しくというチームだと思います。僕のマネージメントの方針として、個々の市場価値をあげることが大事だと思っていますので、チームメンバー達は能力は高いけど意識という面においてはまだまだ伸ばしていきたいというのもあり、社外の勉強会や色々なイベントに出てフィードバックをするよう心がけています。


――入社されて3年目ですが、今のNHN Japanはどうですか?
NAVERジャパンが経営統合となり今に至りますが、現在は元ライブドアの開発陣とも連携をとりながらプロジェクトを進めています。今までの自分たちとは違う進め方だったりして、お互いに吸収して切磋琢磨していけるのが大きいなと思います。
デザインが強い文化と、そうでない文化の違いというようなものは感じていて、NAVERではUX中心の考え方で作っていたのですが、元ライブドアではプランニングが先にきてウォーターフォールで開発が進むので面食らった部分は大きいです。どちらもメリット・デメリットがありますので色々な考え方があるなというのが理解できました。

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――どんな人と仕事をしたいですか?
働くことの基本ですが、ヤル気や情熱がある人、モチベーションが高い人と仕事したいと思っています。
一緒に夢が見れる、やってる先に夢がある、未来がある。誰かにやらされてるという意識ではなく、自ら切り開いていくというマインドが大事だと思っています。受託制作だと、その先にユーザーがいるのはわかってるけどクライアントの意向が優先されてしまって「やらされてる感」がどうしてもありますから、そういう面でもモチベーション高く働ける環境はあるので一緒に働けたらいいですね。


――なかなか求められるレベルが高いと感じますが、実際に同じチームとして働くならどのような人がよいのでしょうか?そもそも募集はされていますか?
人は欲しいですね。育てようという余裕があればいいのですがそこまで余裕があるわけでもないので、スペシャリストだったら尚更よいなと思います。
現在やっているLINEやNAVERまとめなど、大きなプロジェクトに入って自分のスキルアップを目指す、というスタンスの人だと狭量すぎるのでNGを出すとおもいます。求めているのは、自分のスキルを使ってどこまでプロダクトを伸ばしていけるかをセットで考えられるような人です。


――自分を超えていきそうな人材がもし応募してきたら、どうされますか?
もちろんOKですよ、余裕でOKです。負ける気はしないですし、そういった人材がいるのであれば本当に一緒にやりたいです。Webサービス自体が取捨選択されて少なくなってきていますが、WebサービスのUXデザインは奥が深くとてもやり甲斐があります。一線級で働いてた人は今のLINEとかまとめなどの新しいサービスにジョインしたときに新しい経験とか価値観を手に入れることが出来るはずですから、経験してみたい人は是非ご応募を、と思います。

※編集部注
NHN Japanではデザイナーの中途採用を随時おこなっております
募集職種 ユーザーエクスペリエンス
募集職種 デザイナー


――最近なにか嬉しいことありましたか?
グッドデザイン賞にLINEで応募していたのですが、金賞をいただいたことですね。グッドデザイン賞って選考の段階で用意しないといけない資料とか結構あるんですけど、6月くらいからかなり長い期間やっていたので結果が出て嬉しかったです。ミーハーですが、深澤直人さんに会えて握手できましたし(笑)


――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
多国籍でインターナショナルなところがいいなと思っています。日本人だけ韓国人だけではなく、アメリカ人も中国人もいます。そういう環境もあったので、LINEは世界中にスケールしていったのかなと考えたりする部分もあります。日系企業のアプローチじゃないなと思う面もありますし、知識としても経験としても大きいなと思います。


――工夫してる、こだわってる仕事道具とかありますか?
あまり無いですが、いわゆる情報収集するツールは使っています。基本的にFacebookもTwitterも情報をふるい落とすためのフィルタリングツールとして見ています。日々デザインに触れていたいという思いもあり、PCサイトのギミックのトレンドを常に追ったりしています。
いいものを見つけたらチームメンバーと共有しています。皆で見ることで情報も多く集まりますし、ツールとして使えそうなものはどんどん実践して使い、業務の効率化にも役立てています。


――最近ハマっていること、ありますか?
年末にフランスに行く旅行の計画をたてることにハマっています。1つ1つ自分たちで選んでチケットをとるとかなり安く行けるというのがわかってから旅行の計画をするのがすごく楽しいです。パッケージツアーだと2つ星のホテルまでしか選べないけど、自分たちでやると4つ星のホテルに泊れますし。プランをたてるのは楽しい半面、大変な部分もあるのでそれによって奥さんと喧嘩したりもしますけど(笑)


――今後やっていきたい事を教えてください
ユーザーに受け入れられる存在価値のあるサービスを今後も作り続けていきたいです。それが、僕が生きる意味でもあると思っています。



――ありがとうございました



次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。

はたらく机 vol.10 ゲーム本部プラットフォームプロデュースチームのマネージャー

今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はゲーム本部ハンゲームプラットフォーム室プラットフォームプロデュースチームでマネージャーをしている方です。

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――入社日を教えてください
2010年の1月です


――NHN Japanに入社しようと思ったきっかけは何ですか?
現在はゲーム本部所属ですが、元々はゲームとは関係ないWeb制作会社で5年働いていました。当時はB2Bがメイン業務ですが、その一方で特命係みたいな形で自社ECサイトを商材調達から運営をしていました。
商い・小売店という意味で肌にあったというか、一般消費者に「よいモノ・体験」を届けたいという想いに立ち返りまして、それが転職のきっかけです。


――NHN Japan以外にもユーザー向けサービスをやっている会社は多いですが、なぜNHN Japanを選ばれたのですか?
お客さんがリアルに残らない体験やキャラクターなどを提供して、それが売れているという収益構造には元々興味があったのと、エージェント経由で数社紹介された中でも、もの凄くNHNをプッシュされたのを覚えています。
結局3社ほど内定頂きましたが、入社の決め手となったのは面接された方の紳士さというか、真剣さというかこういう人たちと仕事したいと思えたことです。


――現在はどのような仕事内容ですか?
Webページにおける設計です。制作に必要な上流工程と呼ばれる部分を担当しています。その他には各案件の予実管理・クオリティチェック・スタッフの稼働チェックをしています。


――プラットフォームプロデュースチームはどんなチームですか?
チーム構成は社外の協力会社の方を含めて10人くらい。デザイナーが3人、あとはディレクターがいます。現状と課題を把握し、どう改善するかを企画にのせ、実施・検証までをそれぞれの人がやっていくという感じです。スケジュールに追われない、遅延をしないよう日々緊張感をもってやっているかと思います。

――今のNHN Japanはどうですか?
入ってからはあまり変わってないと思いますが前職と比べると、重めのプロジェクトがあったら会議室貸しきってチームが集中出来るように席替えするとか、必要であれば組織変更も速やかに行われたりするのでそういう判断が早いなと思います。


プラットフォーム室のマネージャーの席にあるという相談用の椅子
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――マネジメントをしていくうえで気をつけていることなどありますか?
前職での仕事の仕方をそのまま実践しているだけですが、なにかに手をつける前にまずスケジュールをひくというのを心がけています。案件を進めるにあたり、必要なタスクが発生しますがごとに何時間使うのか予定を立て、実働がどうだったかを見ています。
1つのタスクを完了するにあたりトータルで20時間かかる予定のところ、15時間で完了すれば実働としては黒字だし、超えたら赤字ってことになりますよね。1つ1つ全ての作業は細かく見きれないので、1時間単位で何時間かかりそうか先に見積りを出して、想定時間に対して結果がどうだったか。超過する場合は、それが分かった時点でアラートを出すようにしてもらいます。


――たしかにウェブサービスを自社で作っているところだと珍しいと思います。他にも色々と違いはあると思いますが、制作会社と自社との違いはどういった部分ですか?
そうですね、最小工数単位が制作会社の場合だと時間単位なんですが、日単位だと相当違いが出ます。「この作業にかかる時間はどのくらい?」と聞いたら「3日くらい」と答えられて「え!8×3で24時間かかるの!?そんなに大変な作業?」と思って聞いてみたら、他の作業も平行で行うのでそういった回答だったということがありました。それでは案件ごとの正確な稼働がわかりません。あまりにもブラックボックスで当時はびっくりしましたけど今はお互いに仕事の進め方も慣れてうまくやっています。
私としては全てを細かく管理するのが目的ではなくて、「いつ誰がどのくらい空いている or 埋まっている」かを把握したいのです。例えば新たな案件が来た時、既に5時間のタスク予定がある人と10時間ある人がいるのを把握出来ていればどちらに任せようか決めやすいですよね。稼働率を可視化するとどのくらい時間があるかわかります。


――1つが詰まると後の作業にも影響がありますよね
そうです、「オーバーワークをさせない」というのが大事だと思ってやっています。
上流工程でコケていたら、最終的にしわ寄せを食うのはデザインやコーディングなどの制作フェーズにいる人なんですよね。企画や仕様が決まらないが原因で、全体スケジュールが遅延してもリリース日は変わらないですし「徹夜しろってこと!?」ってなっちゃいますよね。局面では必要な場合もありますが、そうならないためにということです。


――企画や設計はスケジュールにも余裕を持って、制作が行き詰まるというのはよく見かける光景ではありますね…。
「アイデアって時間をかければ生まれるの?」とよく言われたことがあります。答え難しいですよね。
時間かければいいアイデアが出るって保証もないですし・・・
受け売りですが、よく言うのは「仕事やっている人も、ぼーっとしている人も同じように時間は消費される。つまり、時間に対するアウトプットの質がその人のパフォーマンス」ということを言います。2時間ですごいアイデアが出る人もいるし、1週間かけてやっとアイデアが出る人もいる。当然、質が同じなら短時間で出る人のほうがいいですよね。



――そうですね、最短距離を突っ走ることが出来る人はすごいですね
ショートカット出来る部分がどこか考えて動けるのも能力のうちですしね。なので、私としてはプロジェクトにかかるお金を管理してもっと効率的に仕事をしていきたいと、一般的には小難しい思考だと思いますが、そういったことを考えています。


――どんな人と仕事をしたいですか?
そうですね、とにかくまずは会社に来る人がいいですね。極論ですが、まず会社にきちんと来てくれればタスクを渡せますし、能力やスキルは教えてあげればいいので、現状の能力とかはあまり気にしません。
他には、会議とか議論する時に何かしらアウトプットを持ってくる人がいいですね。事前に資料を見たうえで会議をするのであれば、テキストでもパワポでもなんでもいいから形にして持ってきて「なぜならば」の理由も添えてある。これがある、なしの会議はスタートから違いでるのは明らかですよね。


――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
会社の居心地が非常にいいですね。社員が業務に集中できるように会社が抜群にサポートしてくれるなと感じます。社員用のカフェとか、作業スペースにしても椅子も快適だし助かっています。選択式福利厚生に至っては「え!いいんですか!?」と思いました。

※編集部注
NHN Japanでは社員のレベルに応じて毎月定額を積み立て、残高の範囲で使用できる選択式福利厚生制度があります。医療費、スポーツクラブ会費、旅行費用、映画鑑賞、書籍、ゲーム機など用途はさまざまです。


――工夫してる、こだわってる仕事道具とかありますか?
前に働いていた会社がオリジナルで作ったファイルを今も使っています。あとは、5W3Hを埋められる用紙ですかね。話を整理するときとか、人になにか説明するとき、企画書を作成するときなど、抜けがちなので愛用しています。聞き手にまわって質問する時も、だいたいこの質問をすればわかったりします。

こちらがそのファイルです
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5W3Hの紙はとても便利そうでした
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――最近なにか嬉しいことありましたか?
たくさんありすぎて難しいですね。パッと思いつくのでは、子供が成長していくのを見るのが嬉しいですね。1週間前と今日とでは随分と違うんですよ。保育園に通っているので色んな言葉を覚えて帰ってくるのですが「そんな言葉覚えたの!?」と毎日驚きの連続です。最近は英語とかも教えてくれるんですよ。


――リフレッシュ方法を教えてください
スポーツをすることが多いですが、最近はゴルフをしています。先週ベストスコアの94が出たところです!
また、土日のどちらかは家族と一緒に過ごすようにしていて、二子玉川にある「山河の湯」がオススメですよ。水着着用が必須なんですが、混浴露天風呂があって子供が喜んでいました。


――今後やっていきたい事を教えてください
運営側の目線が先でサービスをアウトプットするよりも、お客さんにどういう体験を提供したいのかが先にきて、それを成し得るために「これが必要あれが必要では」という、そんな思考でモノをつくれるようなチームにしていきたいと思ってます。  



――ありがとうございました



次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。

はたらく机 vol.09 ウェブサービス本部 開発1室 サービス開発1チームのマネージャー

今回も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はウェブサービス本部 開発1室サービス開発1チームでマネージャーをしている方です。

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――入社日を教えてください
2010年の8月です。4月末に面接、5月に内定もらってちょっと期間あいて入社というかんじでした。


――入社のきっかけを教えてください
元々は、入社した年の最初に色々と今後の仕事について考えていて、ソーシャル系・検索系・ゲーム系のどれかにしようかなと思ってたんですね。どこの仕事が楽しいか考えて、検索系にしようと思ったんですけどNAVERは普通の検索じゃなさそうだと思ってNAVERにしようと思い応募しました。他にも、まとめとかpickとか色々やってて面白そうだなというのが決め手です。


――現在担当している仕事内容を教えてください
入社してからの変遷だと、最初に入ってまずやったのはpickの携帯版でした。当時はまだあまりスマホをメインに開発というカンジでもなかったんで携帯版です。それから怒涛のようにプロジェクトを渡り歩きました。入社してすぐの年明け早々からNAVERまとめをやって、スマホのリニューアルに関わって、画像検索のAndroidアプリ作ったり、フォトアルバムやったり、またまとめに戻ったり。今はLINEの公式アカウントなどに関わってます。


――サービス開発1チームってどんなチームですか?
チームのメンバーは13人で、サーバ側とAndroid開発を主にしているエンジニアのみで構成されてます。チームメンバーは仲が良くて、よく飲みに行ったり、ごはんもよく行きますね。ランチはほぼ一緒に行きます。チームメンバーが参加しているLINEのグループがあって、Twitterのつぶやきに近いトーンで頻繁にやり取りしてます。週末、旅行に行ってるメンバーから「○○なう」とか送られてきて困惑したりすることもあったりします(笑)
開発1室には、会社の制度で年に一度ワークショップというのがあって、チームで合宿に行く事が出来るんですけど、基本的には予算内であればどこにいってもいいんですね。で、前回行ったのはスタッフの実家でした(笑)どんだけ仲いいんだよってカンジですが、かかったのはレンタカー代と途中のご飯代くらいで「こういうのアリなんだ!」と思いながらでしたけど楽しかったですね。


――入社当時と比べて、今の NHN Japan はどうですか?
入社してからちょうど2年経ったところなので、雰囲気は変わらないですね。ただ、サービスを新規で立ち上げるフェーズから、サービスを成長させつつ、かつ高トラフィックを運用するフェーズになってきています。経営統合で元ライブドアの皆さんとは同僚ということにはなったんですが、2012年の2月から大崎オフィスに全ての開発チームが全て合流して、一緒に開発出来る体制になったのは大きく変わったなと思います。仕事の進み方も良い方向に変わりました。


――マネジメントで気をつけてること、ありますか?
なるべく皆と積極的に話すようにしています。単純計算で1日一人と話しても、チームは13人いるので13日かかります。それだけだと勿論少ないし、ランチの時に色々聞くようにしてます。ただ、あまり仕事の話ばかりだと嫌でしょうから偏り過ぎないように、というかんじです。LINEのグループを使ってざっくばらんに話したりもしていますね。仕事には直接関係ないですけど、こないだは皆で引越しのアドバイスを色々したりしました。「ここどうかなー」「そこは微妙だねー」とか。社歴が長く、昔からいる人も多いのでチームの雰囲気を知ってる人が多いというのもありますけど、自分としては元々あった雰囲気を続けているだけです。


――他の会社とはずいぶん空気が違ってそうですね。
そうですね。入社してから思ったのは、NHN Japanという会社は、他の会社とはチーム構成が全く違うなということですね。根本的に開発1室に入る人は属性が似ていると思います。コミュニケーションをとることが苦痛じゃない人が多いし、それなりの距離感をとることがうまい人が多いです。
「サービスをちゃんと開発していくこと」が一番最初にあって、最終的にやることも共有できているのでチームワークも取れているのかなと思います。
最近はチームの入れ替えなんかもあって、堅苦しくいうと人事異動なんですけど、そもそもの部分で目的を共有できているのでチーム構成が変わっても不安になったりということは無いです。


――なるほど、今の時点でもかなりよいチームのように思いますが、「こういう人と一緒に働きたい」とかありますか?
開発エンジニアなので開発に関してはかなりフラットで、役割は細かくわけず、一人がやることは多岐に渡ります。なので、広く深く仕事がしたいという人がよいですね。とんがってる人のほうが面白いので向いているかもと思う方は是非一緒に働きましょう!と声をかけたいです。


シンプルに整理されたデスク
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――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
色んな意味で自由度は高いですよね。ルールはあるけれど厳密すぎないし、許容範囲は広いなと思います。カフェもそうですけど、福利厚生とか充実してたり。飲みに行くのは頻繁に行っているんですけど、月一で「チーム会食費」というのが出るので多いに活用してます。


――リフレッシュはどのようにされていますか?休日の過ごし方などもあわせて教えてください
基本的に長期休暇が取りやすいチーム構成なので長期で旅行に行ったりしています。最近だと、イタリアに5泊の旅行へ行きました。私はマネージャーだからというわけでもなくて、チームメンバーも海外旅行はよく行ってるようで、僕より長く休みをとってる人もいます。いいことだと思ってます。
休日は、毎週フットサルをしてます。色々なチームに所属してるので呼ばれたら行くというスタイルです。「個人フットサル」てのがあって、コートを提供している側が「いついつやるよー」と募集をかけると集まる形式なんですけど通称「個サル」っていうんですよ。そこで意気投合してチームを作って、というのも多くて楽しくやってます。


――最近なにか嬉しいことありましたか?
結婚しました。入籍して、式をやって、今度はパーティーがあるのでそれが終わるまでは実感もわかなそうですが、心持ちはかわりました。タイミング的には、会社の引越しもあったり、仕事内容が変わったりと大きく変わっています。


――最近ハマってることとかありますか?
ハマってるというか、引っ越す予定なので、大量にあるCDをデータ化したりしてます。心を無にしてCDを入れ替えてボタンを押してます。


――今後やっていきたい事を教えてください
今は会社のなかでも大きなサービスであるLINEとNAVERまとめを作っていますが、もっともっと使ってもらいたいという気持ちが大きいです。機能が増えていった場合、それぞれ見る範囲が増えていって全部を見切れないという状態になることも近い将来にあるでしょうから、自分をコントロールして人もコントロールできる人というタイプは必要になるだろうなと思ってます。今までは自分ともう一人くらいが全体を知っていればよかったけどそろそろ増やしたいので後進の育成をしたいと考えてます。よくある大企業のツリー構造だけは避けたいです。


――工夫してる、こだわってる仕事道具とかありますか?
工夫してるという面では、どう時間を作るかというのを気にしてやっています。仕事道具は、そうですね。目の前に来たことを瞬間的に判断してやってるので、道具に頼ったりはしてないです。ほんとは道具に頼りたいんですけど、なんかいいのあったら教えてください(笑)



――ありがとうございました



次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。

はたらく机 vol.08 ウェブサービス本部 開発1室 UITチームのマネージャー

今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はウェブサービス本部 開発1室UITチームでマネージャーをしている方です。

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――入社日を教えてください
2009年10月です


――なぜNHN Japanに入社しようと思ったんですか?
自著を読んでいただいた当時のNHN Japan人事担当者からメールがきてお会いしたのがきっかけです。


――入社して4年目ですが、今のNHN Japanはどうですか?
入った当時はNAVERジャパンという会社でした。NHN Japanの子会社というのもあり、とにかくサービスを作って皆に使ってもらうのをやっていました。とにかく作る、という姿勢でしたね。現在はマネタイズなども考えるようになりましたし、制作コストも検討しながら作るようになりました。
どちらがいい悪いというのはなく、一長一短だとは思いますがベンチャーっぽさは無くなったかなと思いますね。150人くらいが1000人規模になったので大きい会社になったなというのと、こまわりは効きにくくなったかなという印象はあります。


――ベンチャーっぽさが無くなって、逆に良くなった点はありますか?
沢山の人がいるので色んな才能を持った人や、すごいなと思う人が増えたなと思います。その中でも、旧ライブドアの人達から刺激をもらうことはありますね。開発エンジニアの人達はやっぱりすごいです。


――現在担当している仕事内容を教えてください
マークアップを中心としたフロントエンド全般を担当している部署でマネージャーをしています。HTMLとCSSやJSなどをするところのマネージメントがメインです。担当範囲はウェブサービス本部全体なので、livedoorやNAVER関連のものから最近だとLINE関連のウェブものもやっています。チームは全部で20人で、実作業はスタッフが中心に行なっていて自分はマネジメントに専念しています。


――UITチームってどんなチームですか?
おとなしい人が多いですが、みんな優秀です。チームでいうと勉強会も高い頻度でやっているのが特徴的かも知れません。個人個人で社外の勉強会などに出かけることも多く、それを社内で共有するようにもしています。フロントエンドの技術は日々勉強というところがあるので積極的にやっていますね。人によっては仕事以外でもよく一緒に飲みに行ったり、遊びに行ったりもしているようです。


机の近くには大きなジョジョのポスターとチームで行った渓流下りの時の写真が飾られていました
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――フロントエンドエンジニアとして大事だと思っていることは?
デザイナーが作った静止画を実際に動かして、触ってもらうところを作る仕事だと思っていますので操作感や気持よく使えるかどうかということを意識しながらやるのは大事だと思っています。スマホのアプリでもコンシューマーゲームでも何でもそうですけど、とにかくUIを触ってみて動きを覚えて自分のプロジェクトに取り込んでいくようなところや、新しいサイトとか面白そうなアプリはなんでもさわってみるという姿勢が必要じゃないかなと思っています。


――フロントエンドエンジニアのキャリアパスをどのように考えていますか?
難しい質問ですが、HTMLやCSSやJSを全て極めている人って多くはいないですよね。だから出来たらきっとものすごいと思うのでそこを目指してもいいのかなと考えたりはします。ただ選択肢としては、ディレクションをやってもいいと思うし、IA(インフォメーションアーキテクチャ)もある。進もうと思えば進める道は多いと思ってます。「一生HTML書いてるだけでいいの?」という意見も中にはあると思いますけど、極められたら何だってすごいですからそれはそれでいいとも思っています。新しいデバイスが出たりプラットフォームが変わっていくとしても、HTMLは無くならないですしね。


――マネジメントで気をつけてること、ありますか?
楽しんで仕事をしているかどうかを気にしています。とはいえ全部が楽しい仕事ばっかりじゃないので、次は楽しめるようなものを担当してもらうようにとか調整するといったかんじですね。
人によってタイプは違うし、楽しさを見出すポイントも違うと思います。例えば運用が得意だったり、技術的なチャレンジに楽しさを感じたり、自分の意見が言えることが大事だったり、色々な種類がありますよね。自分としてはそういうところにうまくアサイン出来るのが理想です。


――なるほど、色々なタイプの人も多いなかで「しいて言うならこういう人と一緒に働きたい」とかありますか?
自分の意見を言える人がいいですね。自分から新しい技術なり、サービス企画なり、UIなり、そういった提案が出来たり、自分から発言できる人が一緒に働いていて楽しいですね。



フォルダ機能をフル活用しているiPhone
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――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
カフェもそうですけど、ファシリティが充実しているところですね。職場環境として気持よく働いてもらおうというのが見える会社だと思います。また、夏休みに開催された職場体験会などもそうですが、家族を呼んだり職場を見せられるのはいいと思います。


――今後やっていきたい事を教えてください
チームとして新しいことを学べるようにしたり、メンバー個人個人が少しでもレベルをあげていけるような環境を作るのが自分の仕事だと思っています。この会社に一生いるかわからないけれど、ここで得た経験が今後のキャリアに役立つようにしていきたいです。




――ありがとうございました



次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。